社員研修の一コマ

監督者研修「決め事を守らせる」

ある監督者研修での一コマです。部下に決め事を守らせなければならない役割が、監督者にはあります。

決め事を守らない部下がいたら、見逃してはいけないし、その時、そのことを厳しく叱るとも要求されます。

決め事の基になる仕組みとかシステムとかは、多くの人が同じ仕事をしている組織では重要であり、かつ守らせることが難しいですね。

大がかりなものとすると、ISOがその一例でしょう。

私が若いころ企業で働いていた時にはQCサークルや、小集団活動、改善提案、などなどいろんな取組がされていました。

小人数であれば、お互いの合意があればいいので、敢えて、ルールを作ったりする必要がないのですが、人が増えてくるとルールを守らない人がいたり、決め事がないことで秩序が乱れていることを放置しておくことができず、そのような無法者の部下に対しての怒りから、ストレスに発展する場合もあります。

監督者に対して、もし皆さんが自分の部署全員に対して、

「~~してもらわないといけないので、みなさん協力して下さい」というと、

すかさずある人から

「~~してくれと言うけど、どうやったらいいのか決めてもらわないと困ります」という意見が出てきたとします。

このような時、どのように対処しますか?

ということを考えてもらいました。

ここで迷うところは、ルールなどという面倒なものが出てくると嫌な人もいて、そういう人たちは、「皆が考えて行動すれば、人に迷惑がかからないようにできるんだから、いちいち何でもルールなんていらないよ」と考えます。

どちらも正しくて、これは脳の思考の違いだと思われます。

ここからが私の意見ですが、おおまかな制度や仕組みは、実際にそれが当てはまる人たちの意見を聞いて、大局的な目で物事を見ることができる人が決めるのがいいと思ういます。

みんなの意見を聞いて決めるといっても、みんなの意見が全く同じになることは考えにくいですよね。

やはり、声を大きい人だったり、意見がでてくるタイミングで大勢の人が同意した考え方が、みんなの意見、ということになります。

なので、不満を持っている人も、賛成した形になります。

不満の中には、守れそうもないな、と思うもいるでしょうし、決め事を作ることが嫌な人もいるでしょう。

なので、作られたものを守らない人が出てきます。

では、どうしたらいいのか。

制度や仕組みはあった方がいいのですが、細かいところは自分で決めることで、守りやすい、守ることが出来るものが、整うのではないでしょうか。

なぜ、そうしなければならないのかを、説明して納得させることももちろん大事ですよ。

個人ごとの決め事があったら、バラバラになってしまうと思われるかも知れませんが、細かいことを決めるとそれに反発する人がいたり、そもそも守ることができない人が出てくるのであれば、決め事をつくることがかえって不具合を招いてしまうこともあるのでは。

私たちの生活でも、そういうことってありますよね。

押し付けられると人は反発します。でも、自分で決めたことは、ある程度守ることができるのではないのかな、と思います。守ろうと努力するのでは、と思います。

いかがでしょうか。

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