人事業界のサーバント リーダーシップ

2019年8/31と9/1両日、東京の日大にて産業・組織心理学会に参加した。
人と組織を心理学から解き明かし、チームのパフォーマンスを高めるためには、
という目的をもって、私はいろんな話を伺ってきた。

その中で、人事業界では当たり前の言葉だったが、私は知らなかった考え方があったので、記録しておく。
それはサーバント リーダーシップだ。

ちなみに、人事用語はその世界では一般的なものであっても、その言葉を使う環境にいないとお目にかかれないものがいくつもあり、東京へ出かけていく目的にはそれらの言葉の考え方を身に付けたい、という思いもある。

数年前に仕入れたのが「LGBT」、一昨年は「エンゲージメント」。
そして今回が「サーバント リーダーシップ」だ。

サーバントという言葉は、私の解釈では「奉公人」「召使」「給仕」みたいなイメージなのだが、語源はそこにあるようだ。

リーダーが上から目線で指示をするのではなく、部下やメンバーに奉仕する。
という態度を表していて、行動としては部下の意見に耳を傾ける。部下のやりたいことを支援する。そうして部下を育てる、というリーダーシップの取り方だとのことだった。

まだまだ一般には受け入れにくい考え方だが、私はなんでもリーダーに押し付ける、リーダーが指示をしないと動かないという組織をたくさん見てきたが、それらの文化を変えたいのであれば、この考え方は、ありだと思った。

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