心理的安全性とは

「心理的安全性」という言葉を、人材開発やチームビルディングの過程でよく耳にするようになりました。

九州大学 人間環境学研究院 青島美佳 学術研究員は、この言葉の提唱者であるエドモンドソン教授(ハーバード大学)の言葉を借りて、下記の通りに解説しています。

「チームの心理的安全とは、このチームでは率直に自分の意見を伝えても対人関係を悪くさせるような心配はしなくてもよい、という信念が共有されている状態を意味する。こうした信念は、暗黙のうちに当然のことと思われており、メンバー個人としても、チーム全体としてもいちいち注意を払ったりはしないうちに、共有されていることがほとんどである。」(1999)
ということである。

簡単に言うと、”言いたいことを率直に言える風土”と言えるでしょう。
そのために必要なことは、
組織やチームという単位で”ミスやエラーをしても大丈夫”という規範をあえて共有することが大切です。

なので、チームワークづくりとして心理的安全性の入り口としては
「言いたいことが言えるような環境をつくる」ことで、

そのために
「皆が仲良く何でも言い合えるような雰囲気をつくる」ことから始めます。

私たちは、このようなチームワークづくりしていきたいと考えています。

これはMIT教授のダニエル・キムが提唱した、成長循環の法則の最初に定義されている
「人間関係の質の向上」に当てはまるものと考えています。
まずチームに所属するメンバーの人間関係の質を向上して、チームワークを高め、最終的には生産性の高く、自分のやりたいことができるチーム作りのお手伝いをしたいと考えています。

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