実績事例2:静岡県内の店舗小売業
顧客情報
業種 | 販売業 |
継続関与年数 | 15年 |
会社規模人数 | 約200人 |
相談者 | 総務人事課長 |
相談者の悩み
コロナ禍で来店者数が減り、新入社員が接客する機会があまり得られずモチベーションが下がっている。現場での様子と本音が分からないので、研修でうまく状況を引き出してほしい
解決方法
研修準備段階
研修のカリキュラムに今の心情を無理のない形で表現できる方法を取り入れ、その結果を担当者と共有しました。
研修中
新入社員がどのような環境に置かれているのか聞き出し、ストレートにアウトプットしてもらいました。
研修後
受講者アンケートと研修中の発表内容から、受講者の職場での状況を予測し、受講者への職場でのフォローの仕方について担当者と話し合いアドバイスを行いました。
提供したサービス
新入社員、本配属前の1日の集合研修。
一人用ホワイトボードに、自分の将来像を描かいてもらいました。
文字は使わず絵での表現に絞りました。
理由としては、絵は直接的な表現ではないので、伝えにくいことであっても、柔らかく表現できる利点があります。
7人中3人が心理的に微妙な絵を描いたので、カウンセラーに見せて意見を聞き、企業の人事担当者に知らせた方が良いとアドバイスをもらったので報告しました。
企業側でもそのうちの一人の不調をとらえていて、現場で注意深く見守ってもらうことにしました。
相談者の声
早速、上司に伝えて様子を見守ってもらうようにします
振り返り
研修に参加する受講者は、企業の社員や上司に伝えられないことでも、外部の人ということで、何らかの形でヘルプのサインを出してくることが良くあります。
そのサインを見逃さずに企業側にフィードバックすることで、未然にメンタルヘルス不調や、退職の防止につながります。