製造業の現場でコロナ感染者が出たときの対応

5月25日から首都圏でも緊急事態宣言が解除されるようだ。
これで徐々に仕事や生活が基に戻ってくるだろう。一安心だ。
ただし、人が移動すればコロナの感染が再度広まる可能性はある。ある程度仕方が無いことだろう。

そこで、実際に工場でコロナ感染者が出た企業から聞いた、現在取っている予防策を参考までに書き留めておく。

工場も事務所も、2m以上離れて仕事や作業をするとのことだ。
事務所は基本机で仕事をするから何とかなりそうだが、工場は物を移動させたり、機械の調子が悪ければそこまで移動しなければならないし、自分の意思で移動するだけではなく、突発的に移動する頻度はかなり多い。その際に、人の動きまで把握できていなければ、2m以内に接近してしまうことは現実避けられないだろう。

<<実際の対応>>

・毎朝の体温測定並びに体調の確認をし、各自で記録を記入し、会社に定期的に提出するようにしております。

・出勤時並びに勤務中のマスクの着用

・手洗い、うがい及び消毒のさらなる徹底。

・不要不急の出張並びに来訪の自粛→Web会議・研修への切替

・緊急事態宣言が解除されていない都道府県への訪問並びに来訪の禁止

・社内では3つの密を避けるようにしております。

*会話をする際には、距離の確保をするようにしております。

*会議に参加するメンバーを減らし、人と人の間隔を空けて行っております。

*工場内並びに事務所内の換気を常時しております。

*工場内では、人と人の間隔が2m以上離れて作業するようしております。

→人と人の間隔が2m以上離れて作業できない場合は、飛沫感染予防のためにビニールシート等で囲いをしたり、対面で作業をしないようにしております。

*事務所内では、人と人の間隔が2m以上離れて作業するようしております。

*食堂の使用時間を部署毎に決め、対面で食事をしない様に椅子の数を減らしております。

*全体朝礼を休止し、人が集まらないようにしております。

現場から人が離れて、ものづくりができるスマート工場化は、コロナ対策の面からも必要なことのように思いますが、いかがでしょう。

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