組織開発の4つの手法
組織開発には、4つの手法があります。以下の4つです。
もくじ
ヒューマンプロセスへの働きかけ
これはズバリ人間関係に働きかける手法です。ヒューマンプロセスとは人と人との間に起こっている関係的な側面だそうですから、人間関係と考えればいいですね。
従来は対象者を選抜して企業内で行う「コミュニケーション研修」とか「リーダーシップ研修」といった手法でした。
現在は、組織の人全員参加型の「チーム・ビルディング」が代表となってきました。組織単位は、その局面に合わせて組み合わせていくこととなります。
技術構造的な働きかけ
仕事の仕方を改善する手法と、組織の構造を変革する手法があります。
仕事の改善に関しては、QC7つ道具に代表されるQC活動などが代表です。
組織の構造変革は、マトリックス組織とかフラット型組織に手を付けることです。
人材マネジメントの働きかけ
人事評価制度や目標管理制度(MBO)などがここに含まれます。
成果型の人事制度にするといったようなものであったり、キャリアプランを立てさせるなど、個人に対しての働きかけがベースとなり、組織開発を組み立てていくことなります。
戦略的働きかけ
組織の長期的な戦略を立てたり、理念の浸透など組織文化を作り上げていく、もしくは変革していく働きかけです。
理念経営などといった組織全体への働きかけがメインとなります。