実績事例5:静岡県内の大手製造業

顧客情報

業種製造業
継続関与年数2年
会社規模人数大企業
相談者スキル研修実施担当者

相談者の悩み

工場独自の教育プログラムを新たに考えたいが、どうしていいかわからない

本社と工場の教育プログラムが違う。工場のプログラムは若手層までしかなく、若手層から管理職の間の育成が工場内でできていなかった。
そこを埋める新たな研修(教育プログラム)をどうしたらいいか

解決方法

外部の研修会社が出来合いの研修カリキュラムを提供するのではなく、自社内で研修ニーズからカリキュラムを作り実行するまで、一緒に考えました。

研修の打ち合わせを続ける中で、担当者の人材育成の経験や、思いなどを否定せずひたすら聴き続けたところ、当初の依頼から内容が変わっていきました。

当初の依頼は「若手の育成ブログラムをどのように作ったらいいのか」ということでしたが、

  • 生産に影響が出ないように集合研修を行うことに決定
  • コロナ禍において集合研修ができず個別で継続する研修をリモートで行う
  • 実際に個別継続研修(キャリアコンサルティング)をリモートで実施

という形になりました。

研修実施後の検討会で、若手社員の育成には上司・先輩の育成の必要があることが分かり、工場全体の社員育成について担当者と打ち合わせを継続しています。

提供したサービス

オンラインミーティングツールのTeamsを利用して10回以上ヒアリングを重ね、私たちはひたすら聞き役に徹しました。
話が行ったり来たり、場合によっては、先方の業務が立て込んでいるときにはじっと待ち、自社で考えることに寄り添いました。

  • 若手社員10数名に対し、1人3回のキャリアコンサルティング実施
  • 上司に対し、部下のキャリア形成支援を促す懇談会実施(当社2名のコーチと、若手の上司である相手先社員2~3名で)
  • 運営と方向性のすり合わせのため担当者との10回以上の打合せ
  • 先方の業務の都合に合わせた日程調整をし、1時間ずつTeamsを使ったリモート研修というスタイル(キャリアコンサルティングのこと)
  • 詳細なレポートを含む報告会の実施

振り返り

出来合いの研修カリキュラムを押し付けられると受講者は受け身になるので、社内の状況を分かっている人が中心となって、研修カリキュラムを作成することの支援を行っています。

この研修カリキュラムを弊社が行うのか、社内で行うかも決めてもらっています。

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